[python]特定のバージョンを完全アンインストールする方法(Windows11編)
はじめに
pythonで開発をしていると、特定のバージョンのみアンインストールしたい場合や、pipの不具合などで再インストールしたい場合があります。
その時に、ゴミが残らないための完全アンインストールする方法です。
全てのバージョンをアンインストールすると、python全てをアンインストールできます。
開発環境
OS : Windows 11 Pro
Python:ー
使用ライブラリ:なし
アンインストール方法
アプリアンインストール
「インストールされているアプリ」を表示します。
「ファイル名を指定して実行(
+ )」で「ms-settings:appsfeatures」を実行。
もしくは、タスクバーの Windowsアイコン を右クリックして「インストールされているアプリ」をクリック。

「インストールされているアプリ」が表示されると、検索欄に「python」を記載してpython関連を表示します。

アンインストールするバージョンの右に表示されている「
」をクリックして、「アンインストール」をクリック。
ダイアログが表示されてアンインストールが実行されます。

python全てをアンインストールする場合は、「Python Launcher」も同様にアンインストールします。
関連フォルダ削除
アンインストールしても関連フォルダは削除してくれないため、手動で削除します。
削除対象は以下の2つのフォルダです。
①「C:¥Users¥<ユーザー名>¥AppData¥Local¥Programs¥Python」にあるフォルダを削除します。
アンインストールしたバージョンのフォルダを削除します。

②「C:¥Users¥<ユーザー名>¥AppData¥Local」にある「pip」フォルダを削除します。
pipのキャッシュが保存されているフォルダを削除します。
「pip」フォルダは、必要な時に再作成されます。そのため、特定バージョンのみ削除する場合も、「pip」フォルダごと削除して大丈夫です。

ユーザー環境変数削除
タスクバーの Windowsアイコン をクリックして、「環境変数」を検索します。
そして、「システム環境変数の編集」をクリックして表示します。

システムのプロパティという画面が表示されると、「環境変数」ボタンをクリックします。

「環境変数」画面が表示されますので、「Path」の箇所をダブルクリックします。

「環境変数の編集」画面が表示されますので、該当するpythonバージョンがあれば、選択して削除します。

おわりに
これで綺麗にpythonのアンインストールが完了しました。
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